その昔 龍の背骨にのって 何処までも飛んで行っては 知らない空の色を憶えて 描いた未来を地上に託した その手に 握りしめたどこかの 物語を背負っていくのが 僕の使命だと、意味なんだと 朧げに分かってしまった どこかで倒れた君を 助ける話をしたいけど 隣で苦しむあなたを 救う選択は少ない それでも足掻く事が 予定調和ばかりの 世界を壊す 光あれ 陽炎たちが舞う彼誰 光あれ 逆光の彼は誰か あの時 夢に見たほどの憧れ いつまでも見ていた場所は 「僕らの行く末は、 分かるでしょう」と 描いたキャンバスを捨て 去っていった どこにもいないはずの 彼らを探していても、なお 存在した影は話をしてもくれない 誰かの紡ぐ新しい ストーリーがだけ織りなす 世界はどこだ 光あれ 陰日向が揺れる黄昏 光あれ 逆境の我はだれぞかれ 光あれ それは希望の歌 光あれ 誰が何といおうとも 光あれ(イェヒ・オール)
