映画を観たあと 何故か無口なの それは多分 思い過ごし 愛の台詞なんて 聞き出せないの もっと仲良くなりたい 二度目のデイトで 少し照れて腕を組むの 初めての恋では ないんだけれど ひとつ ひとつ 素直に 見つめ合うの 「好きと言って」 愛される そんな予感 暖かい声でわかる そばにいてくれたら 何にもいらなくなるの あなただけを 夢みているから 夏に華やいだ 公園通りも 何故か早く 暮れてしまう この次会える日を 聞き出せなくて ちょっとすねた振りしても 知らん顔なのね 少し嫌い ずるいあなた シナリオのようには いかないものね ひとり ひとり 二人で 感じ合うの 「くちづけして」 愛してる そんな気分 心から伝えたくて うなずいてくれたら それだけで倖せなの あなただけに 夢みているから よりそった 影法師が どこまでも続いてゆく 優しいまなざしで 私を包んでくれる あなただけに 夢見る年頃 あなただけに