近づいてくる運命の日 目を閉じて息をする どうなんだい 僕らは 同じテーマの前で出会ったけれど 君と隠れた小屋に 鍵をかけていつしか みせない姿は 広く滲んだ 影あそびの鳥 どんな色 どこへ向かう 決めないまま ただ羽ばたいて 知りたかった 触れたかった 震える指で開け放ったら 君の背を押していく 黒い翼の間を 影が落ちても その姿は見えてるよ 傷だらけの手で押していく 鉄の壁を明日へ 息が切れても 君に空を見せたいよ 一声さえずってくれよ 掠れても 外れてもいいから 他の誰でもない 僕の上を 飛んでくれよ 木の上に登っていく 息を止めてタッチする ほらみろ 僕らは 同じエンディング前で降りられない 確かめたくなっていた その全てが いびつでも みせない姿が カゴの中で 動かなくなる前に どう強く 描いても 別の何かにはなれない それでよかった 僕の影は どう生きたいかを叫んでいたんだ 君の背を押していく 黒い翼の間を 光の中で その輪郭は何よりも 力強く 僕自身を押していく 黒い翼の間を 誇れなくても その姿を見つめるよ 傷だらけの手で押していく 鉄の壁が明日へ 美しさとは 空の下で動いていく 一声さえずってみるよ 掠れても 外れても笑わないで 他の誰でもない 僕のことを 見てくれよ