さよなら地蔵さん 幼い頃から 今日までの 数え切れない 夢がある 夢がある つつじ盛りの 峠を越えて 明日は お嫁に行く私 さよならね さよならね 夢も悲しい さよなら峠 「ねぇお地蔵さん 小さい時から 何時も何時も 仲良しだったわねぇ ひとりぼっちの私には 何だかとっても優しい 兄さん見たいな気がしたの でも もうお別れよ 明日 遠いところへ お嫁に行くの ごめんなさいね お地蔵さん だから今日は こんなにいっぱい おだんごを こしらえて 持って来たの」 夕焼け小焼けで 日が暮れて 里に灯りが 灯るまで 灯るまで とんぼ釣りした 峠だけれど 今日は 涙で振り返る さよならね さよならね 月も泣いてる さよなら峠 ♪