汽車を待つ君の横で 僕は 時計を気にしてる 季節はずれの 雪が 降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君は きれいになった 去年より ずっと きれいになった ~♪~ 動き始めた 汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君の唇が「さようなら」と 動くことが こわくて 下を向いてた 時が行けば 幼ない君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君は きれいになった 去年よりずっと きれいになった ~♪~ 君が去った ホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君は きれいになった 去年よりずっと きれいになった……