あれは確か奴の三回忌 夢の中で願ったようになり おめでとうと祝った天使は もういない そして人生だとか棒に振り 「可哀想だね」が一つ欲しい 慰めてくれる人は誰もいない もしかしたら反抗期? それよりか倦怠期? どうでもいい余所見したい そんな心歩いていたい 勝手が分からん部屋の中 それは多分自分の部屋だ 氷漬け 金縛り 石化している3cm 綱渡りするように 不安と不安の連続に 潰される 喉閉まる この世の終着点に着く 消えてなくなりそうだ まるで綿毛のようだ 淀んでた この部屋の 混沌に別れを告げた 窓を開けて私たちは 浮遊霊みたくさよなら 重くなった心連れて 風に運ばれさよなら 窓を開けて私たちは 浮遊霊みたくさよなら 重くなった心連れて 風に運ばれさよなら あれは豪雨が過ぎた金曜日 放たれて路頭をただ迷い 自分なんか根無し草にはなれない そういつかは悟るんだ それを言葉に紡ぐんだ くだらない くだらない ゴミ箱にポイッと捨てた 何でもいいから歩くんだ 後ろは振り向けないようだ 手を握る 手を離す 換気したい心が残る 窓を開けて私たちは 浮遊霊みたくさよなら 重くなった心連れて 風に運ばれさよなら 窓を開けて私たちは 浮遊霊みたくさよなら 重くなった心連れて 風に運ばれさよなら 窓を開けて私たちは 浮遊霊みたくさよなら 重くなった心連れて 風に運ばれさよなら 窓を開けて私たちは 浮遊霊みたくさよなら 重くなった心連れて 風に運ばれさよなら