握りしめているアイスは溶けてゆく ぽたぽたと冷たい水たまり 嬉しそうな君はどこか上の空で 美味しいとぼそり呟いた 白いソファーが沈み込んでゆく 君の気持ちに寄り添ってくように 誰かの物差しなんて 無視してもいいんじゃない ほんのちょっとぐらい 跳ね飛ばしたっていいんじゃない in another world 踊ろうdance music only with me in another world 踊ろうdance music only with you コントロールの効かない ゲームみたいに やり直したっていいんじゃない いいんじゃない いいんじゃない 指先から広がった世界の先を 信じてみてもいいんじゃない いいんじゃない いいんじゃない 消えそうなアイライン 伝い流れるように ぽたぽたとあたたかい水たまり 悲しそうな君ははっきりとした声で 美味しかったねと微笑んでいる 黒い毛先は少し跳ねていて 僕の気持ちがそうありたいように 誰かの目なんて 無視してもいいんじゃない ほんのちょっとくらい 羽伸ばしたっていいんじゃない in another world 踊ろうdance music only with me in another world 踊ろうdance music only with you 電池が切れてしまいそうな 時計みたいに ゆっくり進んでいいんじゃない いいんじゃない いいんじゃない 流れてきた音楽に寝そべるように 委ねてみたっていいんじゃない いいんじゃない いいんじゃない