努力は大抵無駄遣いで 「まぁ、こんなもんさ」 は都合のいい言葉だ 動かした足のご褒美なら たぶん今ごろ誰かの腕の中 待ち侘びた順番は抜かされて 「何も残らなかった」だけが残って それでもまた足は動いていく 絶望の中の情熱が 悔しさの中の喜びが 「終わりなどないさ」 とあなたを光らせて 汗にまみれた自問自答 期待外れの自分自身 いつかそれさえ大切と呼べるだろう 奇跡は大抵見知らぬ顔で 「そりゃ僕じゃないか。」 と知っていたような顔だ 差し出した日々の余りものじゃ 誰かのぶんまで痛みは背負えない しがみついた一筋は離されて 「何も残らなかった」以上を探して 今より手を遠く伸ばしていく 無我夢中だった毎日が 満ち足りたはずの空っぽが 「はじめよう」って何度もあなたを 光らせて 前の滲んだ自問自答 握りしめていた自分自身 いつかそれさえ 絶望の中の情熱が 悔しさの中の喜びが 「終わりなどないさ」 とあなたを光らせて 汗にまみれた自問自答 期待外れの自分自身 いつかそれさえ大切と呼べるだろう