閉じた窓辺にいつも道化師の姿 So far and nearのどこかで笑う muse 「いつものことよ」 大袈裟に言うくせに 頭は氷のように硬く強く閉ざされて 人ごみの中で拾った孤独に 「早く名前をつけて」 と君はそう言うだろう 春の木漏れ日と熱いまなざしが 僕に名前をつけたら いつの間にか雪は流れて 明日のことなど忘れたような顔を 演じている 身も蓋もないような未来疑わず 笑っていて 街の真ん中で見つけた空白に 「早く名前をつけて」 と君はそう言うだろう 夏のそよ風と熱いまなざしが 僕に名前をくれたから いつの間にか雪は流れて