好きなものは欲張り頬張った 嫌いなものは指先で弾く 誰の顔も見えない放課後と 6インチに委ねられた人生 添加物多めの心臓と 聞きたいものしか聞かない耳と 見たいものしか見ない瞳じゃ 君のキャパはせいぜい並盛程度ね 『わからない』の五文字で 無意識のナイフを突き立てた 君の敵は×じゃなくて ×を受け入れぬココロです 愛(eye)を見失ったこの心が 世界の片隅で泣いていた 丸かったこの地球は いつから四角になったんだ 満天の灯火も 一つとして同じ色はないよ この世界は 6インチだけじゃ わかりはしないから 心に教科書なんて無いはずなのに 間違い探し 顔も見せない 『僕のせいじゃない』 未就学児はもうご解約ください 無報酬の評論家気取りが ザワザワザワ独り言 誰もかれもがイイね中毒 ああ、ただの臆病者 引きこもって胡座かいて 優しさを忘れたその指で 何がわかる?何を紡ぐ? 容量不足のその心で 君を照らすスポットライトは ブルーのままでいいのかい? 6インチの向こう側へ 生身のままでダイブを 『わからない』の五文字で 殺されて来た 夢も希望も 君の×と僕の○で 世界は一つになるのに 逝き場を失ったこの心が 世界の片隅で泣いていた 丸かったこの地球を 四角にしたのは僕だよな 満天の灯火も 一つずつ消えていってしまう まだ間に合うかな 飛び越えてけ 6インチ その向こうへ その目に映ったものはなんだ? 君の○を×にしてたのは 世間という名の僕でした 満天の灯火も 一つとして同じ色はないよ この世界は 6インチ それだけで終わらせはしないよ 指先に光を灯していけ