瞬間 香る 春の兆し 何回も、もう何十回も 狂えないことだけは知っていたのに また ふわっと 休憩 できない 許可降りない 焦燥感 消えそうにないな 整列してる 自由形の海じゃ泳げない 例題 つかない かもしれない Night And Day 今だってそうさ 誰よりもグロテスクな声で 今更歌って 橙が溢れ風が吹いて臨界点 キュートな妄想(Delusion) メルティックな君の 洗い髪が残した地獄に 堕ちていく あればあるだけ 使える魔法がよかった 初めて君に出会ったその日から ちょっとずつ変だ 声も体も心もどこかになくした 計画も未来もだめになっちゃった 世界中が敵だけになっちゃった 閃光 きらり 光の海の向こうに 人一人だった 目の前に広がる世界なんて どれでもよかった 点描の空 語るに落ちる性衝動 ぐるぐると じりじりと 焼きついたあなたは夏の魔物 あればあるだけ唱えた贖いだろうか あれよあれよと季節が流れて 一人になった 空に浮かべた痛みの数だけ 刺さった生活が ばらばら 薔薇になった あればあるだけ 使える魔法がよかった 君にもらった初めての数だけ 弱くなった 声も身体も心も幻 世界の征服も ばかみたいだと笑いたいんだった 独り言が癖になっちゃった