君の嫌がってたラキストが バレて捨てられた朝 泣いてる君にすら 口先だけの "ごめん" 「こんな簡単な約束も 守れないのね」 重なるため息が本音を暴いてゆく もうとっくに終わってる恋だと 気付いているんでしょ? 互いの理想を演じる日々に 疲れきった僕ら 子供みたいに笑い合う あの頃にはもう戻れないね 笑顔の作り方なんてさ 知らないままで 君を待ちきれずに 駅まで迎えに行ってたっけな 「おかえり」すら いつしか言わなくなってた 「あの頃はもっと 大事にしてくれたね」 寂しげな声も聞こえないフリして もうとっくに終わってる恋だと 気付いていたんだよ 君を幸せにするのは 僕じゃないと分かりきってて それが悲しくもないなんて 今更言えるわけないよな 運命と呼び合うにはただ 幼なすぎただけで 君からのサヨナラをずっと待ち 続けていたんだ もうとっくに終わってる恋だと 気付いているんでしょ? 君の理想を演じきるには 役不足だったね 台詞(ことば)にできないまま 先延ばしただけのエピローグ どんな"ごめん"も"ありがとう"も 適わないから 君のためだけの「さよなら」を 届けにいくよ