泣きながら生まれた日を 笑顔でさあ祝おう キャンドルをそっと 吹き消してごらん あなたの願いが叶いますように 夜を越えてやってくる その心細さが生きる証だから 怖がらないでおやすみ 愛を伝えたいよ この世界で あなたに会えたよろこびを 心の在処を探し出して 灯火のような ぬくもりをともしたい ひとりきり生まれた日に よく似ている曇り空 母もきっと窓を少しだけ開けて 同じ空を見上げているだろう 夜を越えて あしたもまたねおやすみ 泣いている横顔も 嗄れた声も すべて失うその日まで 心を与えられた自由を 交わし合うために 強くその手握るよ 愛を伝えたいよ この世界で あなたに会えたよろこびを 心がちいさく震えながら 光るのをいつか あなただけに見せたい 泣かないで 泣かなくていい あなたはもう泣かなくていい