望まれるなら明日(みらい)さえ 迷わず差しだそう それが 疑いようもない強い思いだから 果てなく延びる棘(いばら)の上を 裸足で歩いて 回って 元戻ってそうしたいそうされたい 肌についた汚れみたいに 洗い流せたらいいな 刻みついたタトゥーみたいな あの涙 ずっと纏いつく 拭えない香りが ゆっくりと胸を今も締めつける 眠らない深い夜を抱えて せめて此処にいたい 間違い 探しならもうとっくにやめている 答えが分かるのは死ぬ時でいい 悲しいのでもなくって 苦しいのでもなくて 戻れない時間がずっと 残像のように焼きつく 着なくなった 洋服みたいに 吊るされたままになって 報われない努力するのが 決めたルール 何ともないように 過ぎてく毎日 俺には笑っていい権利さえないのに 痛みを痛みと思わなくなるくらい 心はいつからか コンフューズしたまま そっと沈んでく 波も立たない淵へ わざとぶつかって増えてゆく波紋 届かない長い夜を抱えて ずっと此処にいたい どれだけ尽くしても どれだけもがいても 償いきれないこの定めのなか 生存する まだまだ足りてないもっともっと そう永遠に罰を受ける
