二人はこんなこんな 広い銀河の中 迷わずに瞬き合う あなた達より遠い 「ねぇ、星を見に行こう」 いつだってキミは突然だよね 七月の帰り道 いつもと反対の坂道登る 後ろ姿がなんか嬉しい 「願い事は何にするの?」 無邪気な笑顔にまた チクリとする そんなの決まってるでしょ あ~! 二人はこんなこんな 広い銀河の中 迷わずに瞬き合う それなのにわたしは こんなこんな 近くのはずなのに 十五光年先の あなた達より遠い 星明かりが照らすキミの横顔 「あ!見て!流れ星!」 光る瞳が綺麗 ねぇそのパノラマに 私は映ってる? バレないなら… ってあと数センチ 「願い事当ててみていい?」 視線は夜空のまま あれこれって? いやでも深読みかも う~! 二人はどんなどんな 長い時 過ぎても 一年一度出会える それだけどわたしは こんなこんな近くにいるせいで 永遠かもしれない 答え合わせ恐れてる きっと今だ 未来が変わるなら 「言ってみて?私の願い事」 二人はこんなこんな 広い世界の中 迷わずに出会って 迷いながら惹かれて そう、こんな綺麗な夜だったね あなた達の知らない もう一つの物語 何年経っても やっぱりキミって、星