飛び出したあの街に置いてきたあの 恋は なんとなく選んだこの服みたいだっ た そういつもどこか淋し気だった君が くれた微笑みは 綻びを知らないままそっと閉まった まま もう二度と訪れないあの日々と 同じように今だって繰り返されない 振り返ってつまづいて進む未来 顔上げて空仰いで僕らしく生こう 夕暮れの匂いと誰もいないベンチ 季節が変わる様にゆっくりと色づく 嗚呼、「今もどこかで笑っていて」 そっと口ずさむメロディー 曖昧にくすぶっていた 思いが溢れてくる もう二度と逢えなくなってしまって も 同じように君もきっと想ってくれて る 理不尽と誠実が混ざりあった 感情はこの先も二人を繋いでく 遥か遠くで 光る星に 今宵もどこかで 祈る人々 あったかい風が喜びを運んでくる とある午後の僕物語 もう二度と訪れないあの日々と 同じように今だって繰り返されない 振り返ってつまづいて進む未来 顔上げて空仰いで僕らしく生こう