最初からやり直すなら いつかのことを 後悔しないだろうか ほんの少しの ため息でさえ 可愛く思えるのかな ありふれた 日々の途中で 君に出会えて 幸せを教わって もういっそこのまま 金縛りのよう 私のことを どうか離さないで 少し冷めた笑みも 合わなくなった歩幅 悲しくないのに涙が 浮遊してる 夜通し愛をやりとりするのは君 願い悩み痛みも全部君からでいい 心で描いた未来の事は 君以外の人は嫌だから 側にいつも君が居て欲しい 夜の港まで走ってくれた 久々の誘いだったから嬉しかった だけど虚ろな表情で 助手席の私を眺める君 「明日も連れてって、」 「明後日も、」 「次は朝がいいかな、」 早起きだってなんでも頑張るから 応えのない答えに頷く 終わりの合図なんだね 「愛してた」 心の中に飲み込んだ 朝を迎えて いつもの壁越しの音 ホワイトノイズすらも なにも聞こえなくて ワンルームの隙 残った愛鍵 ふたりにしか分からない冗談を また言ってよ 夜通し愛をやりとりするのは君 願い悩み痛みも全部君からでいい 心で描いた未来の事は 君以外の人は嫌だから 側にいつも君が居て欲しい