大丈夫 大丈夫 おどけてみせる僕は 小さなサーカスの名も無きピエロ <♪> 真ん丸いお月様みたいな ボールの上 バランスをとって 派手に転んだりしちゃって 笑われるのが 僕の仕事 客席に泣いてる 君を見つけた そんな悲しい顔はしないでよ パパもママも 知らない君の涙に 僕は気付いた 拭ってあげなくちゃ 「大丈夫、大丈夫 痛くも痒くも無いんだよ 君が笑ってくれるなら」 ダイジョウブ、 ダイジョウブ 無様に転ぶ僕は 小さなサーカスの玉乗りピエロ <♪> 泣き止まない君が言うんだ 「あなたの嘘が 悲しいの」って 『嘘なんて一つも吐いてないよ』 その言葉に また泣き出した <♪> 「客席に見せない仮面の下の あなたが隠した 素顔を見せて 怪我したとき 痛いって 辛いときは喚いて 恥ずかしいことはないんだから 大丈夫 大丈夫 上手く笑えなくていいんだよ もう二度と嘘を 吐けないように 大丈夫、大丈夫 堪えたりしなくていいんだよ 私も一緒に泣いてあげる」 大丈夫、大丈夫 君が見つけてくれた 忘れかけてた 僕の顔 「大丈夫、大丈夫」 それはまるで 魔法のようだ ほら 嘘吐きピエロは もう 消えていなくなった