溢れる想いをカバンに詰めて 自転車に飛び乗る ひとつひとつが大切だよ 伝えなきゃ旅立つ君へ 銀色の線路たどる 僕らは夢の途中 つまづいて立ち上がっては 走る雲を追いかけた 寝転んで宙に浮かべた言葉 未来を描いていく 変わらない街並みの中 動き出す列車に約束を乗せた 溢れる想いがこぼれぬように 自転車を走らす ひとつひとつが大切だよ 伝えなきゃ旅立つ君へ 何気ない帰り道が どこまでも続けばいいと 空っぽの机の中 できることを探していた 変わり始める幼い日々と 遠ざかる思い出 負けないように追いかけるよ 離れても心はいつだってつながる 眼差しがまぶしくて言いたくて言えなかった ひとりでは成り立たない空の住処を 広げてくれたのは君と過ごした日々 溢れる想いがこぼれぬように 自転車を走らす ひとつひとつが大切だよ 伝えなきゃ… 夕暮れせまる小さなホーム 階段かけ上がる 君と出会って気付けたんだ 伝えたい素直に… 「好きだよ」