「ねえ、次はどこまでいこうか」 なんて 僕ら何度交わしただろう そう ろうそくの火が消えるように もう 終息に日は向かうのだろう 僕らいつも未来に恐れて 先を見ないフリをしていたんだね あの頃話した生活のことは この際思い出にしようか 「ねえ、言動が一致しないね 自分勝手に明後日に向かってさ」 お互い描いたストーリーなんて どうせ矛盾だらけなんだろう あの日枯らした花を晒して 戻らないものと分かっていても 冷えた心に触れてみたくて 拾った言葉に溶けてしまう 積み重ねた言葉より 身を重ねた心より 正しさを身に纏って 僕はきっと安心してたよ 積み重ねた言葉より 身を重ねた心より 今そばにいないことが 私をもっと不安にさせたの 積み重ねた言葉さえ 身を重ねた心さえ 想われることに慣れて 気づけばもう分からなくなっていた 積み重ねた言葉さえ 身を重ねた心さえ 生活に帰る時が いつかきっと見つけ出せるだろう さようなら... さようなら