AWA

オリオン座

Track bysacra

300
0
  • 2015.11.22
  • 4:42
AWAで聴く

歌詞

母親はいつも午前3時 新聞配達にでかけた 小さな僕らを護るため せっせと働いてた とある朝 何かのきっかけで 僕も手伝いについてった 大きな カゴの自転車をこれでもかって 漕いだ まだ汚れてない凛とした 朝一番の暗い空を ふいに立ち止まり指差して 母は言うのでした 「ごらん、あれがね、 オリオン座よ。 お母さんのお母さんが 教えてくれた。」 遠い記憶は光りながら 幼い心と一緒にゆらゆらと濡れて 揺れた インクの匂い 汗の雫 誰が見ているわけでもない 大雪の日も嵐の日も せっせと働いてた 育て続けた疲れからか 世を耐え生きる重みからか 母の両膝は曲がってる 外側に曲がってる 知らない人から見てみれば 老いた身体の一部でも 僕からすればかっこいい 勲章でしかないさ 「辛い時はね、思い出すのよ。 お母さんのお母さんはもっと 大変だった。」 長い夜にも朝は来ると 群青色のカワタレが少しずつ色を 変えた 夜の帰り道 子供らを 両腕に抱いて空を見上げ あの時の母と同じように 僕も言ってみるさ 「ごらん、あれがね、 オリオン座さ。 お父さんのお母さんが 教えてくれた。」 遠い記憶は光りながら 幼い心と一緒にゆらゆらと濡れて 揺れた

このページをシェア

sacraの人気曲

sacraのアルバム

sacra
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし