何かが呼んでいる 意識が動いている 気づけば歩いている 現実なんか忘れ去る 静かに炎え上がる 宇宙を抱えつつ 何食わぬ顔をして 足どりをきざむ 野蛮な俺たち 季節を知らない 一歩の重みと ゆれる思い ゆがんだ坂道 いびつなトンネル まぶしい奇跡を 信じられるか? どこかで言い腐る事 遠ざかる理想の景色 気にしない 気にしないよ 深い意味はないぜ 流れる日差しは 心を焦がし はずかしい星空は 身体を照らす あふれる苦しみは 溶け去ってゆく どうして僕ら 忘れちゃうんだろう 未来のことなど 誰も知れない 今を引き伸ばした 愛を永遠に! わきだす浪漫は 蓋をこじ開ける けむたく愉快な 樹々のささやき なぜならばあなたは 他の誰でもない 散歩の天才 散歩の天才