改札の前繋ぐ手と手 いつものざわめき、新しい風 明るく見送るはずだったのに うまく笑えずに君を見ていた 君が大人になってくその季節が 悲しい歌で溢れないように 最後に何か君に伝えたくて 「さよなら」に代わる言葉を 僕は探してた 〔♪〕 君の手を引くその役目が 僕の使命だなんてそう思ってた だけど今わかったんだ 僕らならもう 重ねた日々がほら、導いてくれる 君が大人になってくその時間が 降り積もる間に僕も変わってく たとえばそこにこんな歌があれば ふたりはいつもどんな時も つながっていける 〔♪〕 突然ふいに鳴り響くベルの音 焦る僕解ける手離れてく君 夢中で呼び止めて抱き締めたんだ 君がどこに行ったって 僕の声で守るよ 〔♪〕 君が僕の前に現れた日から 何もかもが違くみえたんだ 朝も光も涙も、歌う声も 君が輝きをくれたんだ 抑えきれない思いをこの声に乗せて 遠く君の街へ届けよう たとえばそれがこんな歌だったら ぼくらは何処にいたとしても つながっていける