誰よりも あなたに 愛されたいと思う 許されぬ恋だと わかりすぎても心は染まる 息で曇る ガラス窓に 指先で あなたの名前なぞっています ひとり 目ざめた夜ふけに 春の雨よ 切ない風よ もしも 愛を 伝えてくれるなら どうぞ 今夜 あの人の眠る 部屋の窓を たたいて下さい 誰よりも あなたに めぐり逢えたと思う 遅すぎた恋だと わかりすぎても心は揺れて ただ一度の 淡い想い たどるとき、 風にちぎれる木の葉のように ふるえてしまう ひとりで 春の雨よ やさしい風よ もしも想い かなえてくれるなら どうぞ 今夜 あの人の夢に 私だけを うつして下さい 春の雨よ やさしい風よ もしも想い かなえてくれるなら どうぞ 今夜 あの人の夢に 私だけを うつして下さい