朝、目覚めたときには 空いたグラスに身を映す 合間、よみがえる紅は 愛が存在する証 「ないわ」手が届くことは 涙 頬を伝っていく あぁ、世界のすべては あなたで埋め尽くされる ひとつ もうひとつ 時の針動き出す運命を 重ね 重ねて 天に導かれる 哀と恋の日々は今もきっと 徐々に色を深め深め 毒 毒 毒とあなたを突き刺す 呪いへと変わるでしょう 運命の糸 交わらなくても 想い焦がれは尽きない 潰えない そっとここに火を灯したまま ただ静かに燃え続ける 頬に触れた手も まなざしも 全部私のもの I I I want want 今誰かの I I I want want 隣にいても I I I want want そんなことは I I I want want 関係ないの 鐘の声も 花の色も 生きていてこそ大切ね そうやって思い出にして 置いていってしまうのね 曼殊沙華の花は散らない 少しずつ、枯れていく そのたびに思い出すでしょう 私の香りを 現世に忘れた恋は 形をなくしてもここにまだ まだ まだ まだ まだ あるの 哀と恋の日々は今もきっと 徐々に色を深め深め 毒 毒 毒とあなたを突き刺す 呪いへと変わってしまう もう姿 見えなくなっても 想い焦がれは尽きない 潰えない そっとここに灯ったまま ただ静かに燃え続ける 灰となっても 消えはしない 全部あなたのもの ほらほら、もう動けないでしょう 全部私のもの