シャワーの音は いつしか雨に レースの向こう 夜がはじまる ルージュを映す鏡の中に 見知らぬ私の香り 名前も明日も 持たない恋は 迷う間もなく燃えては消える 見つめる その他に何もない 誰かを抱いて 私を知ってく 恋の黙示録 ページをめくるのは さらさら落ちてく 時の砂 短すぎる夜 ひきとめておくのは ほんのひととき 乾いたぬくもり 誰も見えない 傷を持ってる 痛み忘れる 愛を持ってる 夜更けの片隅で探すのは 置き去りにした あなたへの想い スローなダンスで 胸を焦がしながら こぼれた涙で 夢を覚ます そして雨はやみ また夜は明けても 命ひとつさえ 持てあましてる 恋の黙示録 ページをめくるのは さらさら落ちてく 時の砂 ジョーカーはジェラシー ベッドには三日月 つまらない永遠ならいらない