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日曜朝テレビの向こう 正義のヒロインが 夢を失くした黒幕を説き伏せていた 子供のころ憧れたのは 向こうの方だった 大人になった僕はもう悪者の側 三十路を過ぎ振り返る 夜自分の人生は かけがえのない青春を間違えていた 大人になるために登る階段の全部を 手遅れになってしまうまで 見ようとしなかった 棒に振れるほど芯がない 無視できるほど浅くもない 叶えられなくて覚めていく夢を見る これから僕には夢じゃない 生活が後は残るだけ もしかしたら夢を見るよりも 歩きやすいかも