いつもの帰り道を追って、 結んだ髪の色味を・・。 冷たい風が過ぎゆく、 春、まちどおしい。 見つからないよ、あなたが、 この写真、手のひらで・・。 つま先みつめていたよ、 あふれる木漏れ日に。 冷たい風が駆けてく。 かざらない横顔で・・。 つめたく指を鳴らして、 春、まちどおしい。 もしも君が、この思い出を 駆けていくのなら手放そう。 空にまいた星駆けるより、 ぼくは君を想うから・・。 あたらしい春を追ってって、 つま先がのびるほどに。 あぁ、君を思い出すのは、 この夜を最後にしたい。 『暑くなったね。』よく笑う、 君を見たいけど・・、 つまり君と話したいだけ。 そのことに気づいてほしい。 あぁ君が、その道ながら、 春の風にのって舞い上がる。 そして僕のこの恋心、 新しい風になる。 もしも君が、この思い出を 駆けていくのなら手放そう。 空にまいた星駆けるより、 ぼくは君を想うから・・。 あぁ君が、この道ながら、 春の風にのって舞い上がる。 そして、 僕のこの恋心、 新しい風になる。