夢の跡 消えてなくなる夜 見失いかけた光 まるでぼくら群がる虫のようだ ただただ消える 愛されていないから 誰も信じられなくて 自分を傷つけてしまった夜に 痛みだけ この痛みだけが 信じられるとそう思った ずっと探していた 自分の中の答えを それは答えのないような答えで 間違いだと気づくはずもなくて 独りの夜に怯え泣いていた 誰の声も聞こえない なくなっていくの だけど この星屑の下 ぼくらは 何度も夢 夢を見るんだ そして夜が明け朝には 夢から覚めてまた叶わぬ夢を見て 些細な事で傷つけあって 大切な事から 目を背け逃げだした 夢の跡 消えてなくなる夜 見失いかけた光 まるでぼくら群がる虫のようだ ただただ… それでも それでも この舞台の上ではぼくらも 何度も夢 夢を見るんだ そして幕が閉じ終わると 夢から覚めてまた叶わぬ夢を見て 夢から覚めてまた明日を夢見て