銅羅(どら)が鳴り響く かりゆしの朝よ 走船(はいふに)の 美(ちゅ)らさ 新たなる世界(しけー) 海と空だけが 描かれた地図を この胸に抱いて 翼はためかせ 新世(みーゆー)ぬはじまい 新世(みーゆー)ぬはじまい 舞方(めーかた)が舞い踊り 地謡(じかた)が歌う島 弥勒世(みるくゆー)ぬ願(にげ)え 弥勒世(みるくゆー)ぬ願(にげ)え 太陽(てぃだ)が昇る限り この船は止まらない 島をかきむしる 風吹(かじふ)ちがおさまり この手に残ったのは 島人(しまんちゅ)の誇り 母の背で聴いた 歌を口ずさみ ニライへと向かう 果てしなき旅路 新世(みーゆー)ぬはじまい 新世(みーゆー)ぬはじまい 立方(たちかた)が見得を切り 唄方(うたかた)が歌う島 弥勒世(みるくゆー)ぬ願(にげ)え 弥勒世(みるくゆー)ぬ願(にげ)え 潮が満ちる限り この旅は終わらない わした島うちなー 世界(しけー)に響(とぅゆ)まりる島 うんじゅぬ島うちなー 命の歌よ響け 新世(みーゆー)ぬはじまい 新世(みーゆー)ぬはじまい 舞方(めーかた)が舞い踊り 地謡(じかた)が歌う島 弥勒世(みるくゆー)ぬ願(にげ)え 弥勒世(みるくゆー)ぬ願(にげ)え 太陽(てぃだ)が昇る限り この船は止まらない 新世(みーゆー)ぬはじまい 新世(みーゆー)ぬはじまい 立方(たちかた)が見得を切り 唄方(うたかた)が歌う島 弥勒世(みるくゆー)ぬ願(にげ)え 弥勒世(みるくゆー)ぬ願(にげ)え 潮が満ちる限り この旅は終わらない