君の目に映る世界 あの頃見た僕の記憶 君はどんな景色を見て生きたの? 線を辿ったの あの子のように過ごせなかった 大切なあなたを傷つけてばかり 隠し続けた心に今 そっと触れては染まる 花びら 溢れ出した言の葉 ひとひらの雫 君の声が僕を描きはじめる 頬に流した水彩の花 奏でた音を今はまだ 君の隣で そっと初めてのキスを 交わしたのはいつの日か 大人みたいに背伸びしてみたけど 幼い僕でさ 飾り付けていた 言葉を捨てて 音を紡いできたでしょう 描き出した言の葉 ひとひらの雫 君と夢を描いた証になる 今はまだ上手く言えないけれど いつか鮮やかな時を 君と見たいの 風が鳴り止むまでそっと 君に宛てた手紙を風の音に隠し 愛を歌うそんな僕を許して モノクロの世界 雨に溶かす様に 君とならばどんな時も 砕け散った蒼き日 憧れた時が 今の僕に意味を託した様に あの日の傷は花道となり 君の隣でいつまでも描く音を