雨に濡れた翼 輪郭が明るくなって 仄暗い光が差し込んで 僕を起こす 壁に描いた空 世界は別の場所にあって 風が僕を呼んでる気がした 今その時だろ I know... 手を 伸ばせば届きそうで 掴めない Go along... いつか 君が 羽を伸ばせたら ただ ただ 息を吸うだけ 深く澄んだ青に溶けるように 高く 遠く 君が描いたあの場所へ 夢の続きを 咲いた花は枯れ 季節は巡って行く 濡らした諦めは星になって 頬を流れた 際限ない灰色 影法師に呟いた 「ここから抜け出せる羽があったら 何か変わるの?」 All I want... 手が 届いたと思っても 掴めない Don't ignore... 誰か 誰か 僕を見つけてよ ただ ただ 息を吸ってよ 深く燃える赤に消える前に 強く 固く 君が描いたあの線で 夢の続きを 雨が上がった 風は吹いて 空が僕を呼んでる「巣立つ時」だと トンネルを抜け翼伸ばして走れ 息が消えるまで ただ ただ 息を吸うだけ 深く澄んだ青に溶けるように 僕の 夢が 落書きだったあの頃の 続きを いつか また 僕を描いたあの場所へ 夢を乗せて ツバメのように 空を飛べ