Oh Girl 忘れてると思ってたきみが 僕のすぐ隣でたたずんでいる トウモロコシだろうか? 緑と金色の波の中にいるよ 太陽が眩しくて目をこする Oh Girl そんなふうにほほ笑んでるのは 僕をもう許してくれてるのかい? 切らないままの髪に長袖のダンガリ いまも銀の指輪がよく似合う 抱きしめた面影 この腕をすり抜けてく いま風にふるえている 頬の涙に 誰より一番に 自分自身が驚いている Oh Girl もう少しだけ側にいておくれ なにも話なんてしなくてもいい アメリカかフランスの旧式の列車の 車輪の音が遠く聞こえてる… 立ち尽くすふたりに 雲の陰 流れて行く その行方ただ追いかけ 子供のように 空をまだ見上げている 僕の周りでコーンが揺れる 戻れない二度とは 戻らないこの腕には 戻れないこの場所には もう戻れない… もう戻れない