こんなにも寒い夏は知らない ひとり白い肌をしたワタシ 華やぐ店の奥の方で 向けられている視線に気づいた 今日も昔を 思い出す様な注文で わざと流す 苦い涙 アナタが笑うだけで 不思議と雨雲は去ったわ きっとこれは運命よ だから何も言わないで このまま連れ去って 知らないアルコールに 寝かしつけられて ああそれでも恋をした いつもより熱い夏が来たわ 酸いも甘いも覚えたワタシ 席を立とうと思った瞬間に 誰かが私に声をかけた 南の空を結ぶ星明かり 両端のワタシとアナタ その手に触れるだけで 不思議とあの日に戻ったの つまりこれが運命ね 今日は二人朝まで お願い止めないで 怪しいパルファムに 包み込まれて もう離れられないわ 分かっていながら 罠にハマったの 私あなたが大好きよ いつもより熱い恋をしたわ