ポケットのカイロで思い出した 夜空の下 光る街の灯りで 君が吐いた息を白く照らした この場所で僕らは二人になった 冷たい僕の左手を握って笑った ひとつひとつ思い出達も 君がくれた言葉も 背伸びで覗く その横顔も いつか消えるの さよならが行き交う坂の途中で 適当な話題もよそよそしくて 頬を伝う涙を青く照らした この場所で僕らは独りになった 初めて手を繋いだ日も 二人で並び見た景色も 交わした遠い約束も 素敵な日々だった ひとつひとつ この星空も 優しかったその声も もう戻らないこの後悔も いつか消えるの ひとつひとつ思い出達も 君がくれた言葉も 背伸びで覗く その横顔も いつか消えるの ポケットのカイロで思い出した 夜空の下 光る街の灯りで 君が吐いた息を白く照らした 大人になったら また会おうね