今日はこのまま さよならじゃないよ。 手をとってくれたなら! 秘密も眠りにつくような夜に 君を連れていくよ。 それは例えば、 遠く離れていたって 手を繋いでいられるような。 奇跡のような話をしよう! 窓は開けておいて。 今日までを思い出して 一つ、一つ並べたら 明日の雨が気になりだして どうも眠れないみたいだ。 変わりたくないことや、 変わらなきゃいけないことも 少し忘れたまま 窓の外を眺めていたんだ。 雨が降り出すその前に 君のところまで 行けるような気がして、 目を閉じてみたんだ そしてこのまま遠くへと行こう! 手をとってくれるかなぁ。 秘密も眠りにつくような夜を 君と泳いでいくよ。 街の明かりが消える度に 笑って路地裏で抱き合おう。 馬鹿みたいな話をしよう! 窓は開けておいて。 聞こえる? 愛おしいことや無くせないものを 教えてくれたのは 今日みたいな夜を 重ねて織り上げてきた 私たちに響く音。 夜が来るたびに 心が躍ってしまうのは、 また一つ重なっていくから。 目を閉じてみたんだ。 今夜、私たちだけで眠ろう。 誰にも言わないで。 君が眠りにつく その少し前に名前を呼んで。 叶わない願いに胸は痛んで 俯いてしまうけど、 誰もいない街へ誘いに行くから! 今日はこのまま さよならじゃないよ。 手をとってくれたなら 秘密も眠りにつくような夜に 君を連れていくよ。 それは例えば、 遠く離れていたって 手を繋いでいられるような 奇跡のような話をしよう。 窓は開けておいて。 聞こえる? 愛おしいことや無くせないものを 教えてくれたのは 今日みたいな夜を重ねて 織り上げてきた 私たちに響く音、 響く言葉。