窓枠に頬杖付くam カフェインの余韻で溶かす時間 一粒息を吐くと 朝靄がそこらに散らばった カーブかかる重力に涙預けて からだは逆らって 追い越して もう味のしない言葉だけを 噛み締めてる この夜を抜けて 抜け出して 昨日を振り切るように この夜を超えて 超えて もう朝が追いつかないように 祈ってる 祈ってる 窓閉め腰掛けて聴くfm カフェイン切れ眠りにつく時間 深く息を吸ったら 肺に冷たい風が刺さった 軋む足と錆びついた体は捨てて まるでおばけみたいに 夜の街をゆこう ゆこう なんとなく眠れないのを 君のせいにしてみるよ 想像と言葉では越えられない 夜のこと ふと思い出す この夜を抜けて 抜け出して 昨日を振り切るように この夜を超えて 超えて もう朝が追いつかないように 祈った 散らばった光の粒を 朝が来たと呼ばないで 行き場のない怒りと苦しみも 夜だなんて呼ばないで 僕らはまだ眠り続けてる