ひどく冷え切った 街並み 心の温まる 嘘の交わり 遠のく声に 耳を傾け 聞こえぬ朝は 澄み切って 記号はとうに 意味をなくし 風船のように たどりつけず 空虚な殻は 現実にも 漂って 浮かんでる 遠く なりゆく わたし へ どうか ほのか に 消えゆく 意識 の 淵 まで そこ に ある 不確かな わたし を 忘れないで ひどく冷え切った 街並み 心の澄み切った 猜疑の塊 遠のく足を 目で追いかけ 見えない夜は ひどく暗い 記号はとうに 意味をなくし 風船のように たどりつけず 空虚な殻は 現実にも 漂って 浮かんでる 遠く なりゆく わたし へ どうか ほのか に 消えゆく 意識 の 淵 まで そこ に ある 不確かな わたし を 忘れないで