淡く霞んだ 短い軌跡 セピア色の海に堕ちてく 伏せた瞼を そっと濡らし 震える肩を抱く 遙か遠く遠く 何度でも手を伸ばした 胸にある暖かい気持ちが どうか解けるまで ああ… 果てなき空へ 想いを繋ぐほど 進む時間が 虚しくなる この瞬間をただ 愛せたならば 何が変わっただろう やがて 流れてく -悲しみさえ- 現在も夢の中を 漂うハナビラ 吹き抜けた風 穏やかな夜 乾ききった涙の名残りと 薄れた影に 一歩だけは 遠ざかった気がした 遙か遠い雲に 描き出す地図はいつも 彩りの欠片を満たせず ひとり 待ちぼうけの まま… 色褪せた空 ひかりが飾るまで 両手を重ね 祈りたいの 浅はかすぎた 絶望の痛み これ以上には もう 何も 聞こえない -どんな過去も- 無かったことのように出来ない 心は 優しい声も… あの笑顔も… もう二度と 戻らないのなら 降り止まぬ雨 心を満たすように 静かに一瞬を 刻んでゆく もう少しだけ 愛しい闇に 触れてたかったけど 今 そう動き出す―― 煌くひかり いつかと同じように 歩けるときが 来たのだろう ひとりきりにはならないことも 分かりきってたのに ずっと 寂しくて… 見つからない たったひとりを 見つめ続けてきた すべて 流れてく -記憶の中- そして生まれ変わる 未來へ進むよ Lala… ここから