夜明けの川沿いを一人歩いた 右の靴紐は解けたままだ 身体は疲れ切ってても 頭はまわる 心繋ぐ糸は解けないままだ 重なる罪は 僕のせいで 言い訳だけの葛藤 子供のまま 時計を何度も見返している 時は戻らないのに 照らして 照らして この心の奥を 君の声を頼りに歩いてきた 照らして 照らして つたう涙を 君が気づかない色々に 救われてきたのに いつのものかわからない傷が痛んだ どうせいつか死ぬのになぜ恐れるの 聞こえた鳥の声は街を起こすが 僕のこのため息に居場所はない 回って 回って この僕を置きざりに 地球は僕の声とか聞いてない 笑って 笑って その時はいつ? 何もかも楽しめるように願ったのに 影を踏まれたままのこの僕を 靴紐が解けたままのこの僕を 照らして 照らして