思い出したのは あの夢だった 旅立つ頃の淡い日々のことだった 蒼く水色に染まった世界で 深く遠い場所にいるみたいだった 燈のような 覚悟がポケットから 逃げ回って 眩しい太陽になった 帰ってこないと 諦めて揺られた 僕のこともまだ照らしていた 繰り返す自問自答の果てに 見えなくなっていく あんなに明るく照らしていた 僕のスポットライト 致死率100%の海を越えてゆけ 果てのない恐怖が 足跡消してしまうけど 攻撃を受ける覚悟で 奥まで進んでゆけ 敗北の日々も迎えにゆくよ そこで僕が涙流すことに なったとしても それでいい 夜に囲まれた 迷子を照らしていた 理想の星が 輝く方へ向かった 気づいていたんだ 剥がれ落ちかけた 欲望という名の印だってことなんか いつか必ず 辿り巡り会えるはずだよ 自分自身を信じなきゃ 何も信じれない 導く100%が0に変わっても 沈みゆく意識の中で ただ光を追うんだよ 食いしばった耳鳴りの 微か奥に潜んだ 真実の行方を捜しに行くよ 波に委ね、流された 僕の鼓動の行き先と運命 0分の0に呪われた可能性に 意味などないのさ 定めを千切れ 裏切って 致死率100%の海を越えてゆけ 無限の分かれ道から選び抜いた 一つの証明 笑えないさ 戻らないあの夢の光に 照らされゆく道を今進んでるんだ 致死率100%の海を越えてゆけ その先になにがあるか まだ誰も知らないけど 靄がかった道筋に高鳴る鼓動のまま 果ての先で 僕が待っている その道で僕が涙流すことに なったとしても 胸に宿る覚悟の光が 舞い昇る