君に届くといいな たいしたことでもないけど 雨が上がった 今なら 言えるような気がして Ah... 始まりの先には終わりが待って いると知ってしまったけど 終わりが連れてくる始まりがあって それがきっと今だよ もしも明日世界が終って 僕のこの目が光をなくして その時目を閉じて 思い描けるように 焼き付ける 焼き付ける 焼き付けるよ わかちあえるものは いくつもないと思うんだ 抱き合うはずが 互いの とげは傷をまた増やした 繋がって はぐれて 道に迷って 時間だけ焦らすように 過ぎていくけど いつか手にした カケラたちが照らした 場所はきっとここだよ もしも明日世界が終って 僕のこの目が光を無くして それでも この風に 消え去ってしまうくらい 吹かれて 吹かれて 吹かれていたいな 雨は止んで 空は晴れてく 夢から覚めて またひとつ始まる もしも明日世界が終って 僕のこの目が光を無くして それでも今映る この瞬間と景色を 浮かべて 笑って 笑ってみせるよ