誰かがけさのニュースを ポストに運び始める ぼくはまだまどろみのなかに 鳥をかぞえている また晴れ うらめしいよ 太陽と目があってしまって 動けない 世界中の時の針は 戻ることなくすすんでいるよ 微かなダンスを踊る ひらめきを待っている いいのだ きょうこの1日は遠回りでも いいのだ 狙っていた電車に乗れなくっても 反射光に暴かれそう 悪魔のせいにしたって きりがない 世界中の時の針は 戻ることなくすすんでいるよ 微かなダンスを踊る ひらめきを待っている どこにいてもどんなときも自分を 抱きしめてあげる 「ここにいる」と 微かなダンスを踊る 地球ふみしめて ほら、今 ひらめきの予感がしているのだ