あっという間になんか 眩しい視界は曇って 急に宙ぶらりんの日が襲ってきた あっちこっちで今日も 忙しいやつらのかけっ子 キーンとチャイムが鳴って虚無が 降ってきた あたしの時計だけ ちょっぴり速くはないですか? ひと足お先だね 賞味の期限が切れちゃった 空は灰色 景色は銀色 箸が転んでもつまんねえ 彩度がない 彩度がない 彩度が死んじゃったみたい これじゃ迷子になっちまうぜ もうやだね 昨日と明日の区別もつかないじゃん 彩度がない 彩度がない 彩度を失った世界 これじゃ生きてる価値がないぜ どうやらね 生命は 四半期過ぎたらほぼほぼおしまい なんだ あっという間にそっと 楽しい記憶は腐って ずっと都合のいい夢を見てたよう ピッと停止ボタンを クリックするようにさらっと 全部やめられたらそれでいいのにな まるで彩度がない 彩度がない 彩度が死んじゃったみたい コレジャナイものばっかなんて どうだかね これだというものひとつも 言えないじゃん 彩度がない 彩度がない 彩度が死んじゃった世界 これじゃ生きてる価値がないぜ どうやらね 桜が散ったら生命が散ったも 同然なんだ