♪ 七つの海を越えて 遥かな冒険した これ以上はもう贅沢 願いなら告げた後 梅雨空も過ぎ去って 新しいページが開く 大人になんてなれなくていい だって大切な宝物を 忘れることでしょ? そんなの嫌だ 誰だって嫌だ だから必死に守ってゆくんだ このポケットに詰め 約束 喉が乾いたらそうだ ラムネ買って飲もうか 蝉はじーじーと鳴いて どこまでも続く空 揺れている陽炎と 立ち向かえカブトムシたち いつか誰もが大人になって 夢も忘れて生きていくなんて 誰が決めたんだろ? あんなに大きく描いた夢だ 叶わなくてもここにあるって どうか信じさせて 神様 夜のとばりが降りて 草むらに灯がともる まるで長い夢でもみてたよう 明けることがなくても もう夏が来なくても いつかまた鮮やかに思い出す 笑ってはしゃいで走って疲れて 休んで見上げてその蒼に吸い込まれ 気づけば瞬く星の海に浮かんでて 傷つけ悩んで悔やんで迷って 探して 失くして 探して 探して きみさえいればよくて 行かないでどこにももう 描いた夢ごと置いてかないで 楽しいことたくさん待つよ もしかしたらすべてが 本当になるかも だんだん忘れて遠くへゆく 零れるほど 幸せを詰めた