街で聞こえたギターロックの訃報 馬鹿が騒いでたスキャンダルも 見たくない物が重なって 溶け出した脳に青い炎 憧憬の墓標に引火していた もういいかい?もういいよ 音楽はそれ以上の価値はないから 金輪際救いなんて 求めるのはもうやめだ 真っ青に変わってた ギターロックと君の目が 見ている 尖った言葉のカケラを 呟くくらいなら歌にしよう 蜘蛛の糸でも引きちぎり ギターの弦にして答えたい どうしようもないクズたちに 君だけは耳を貸さないで ロックバンドで世界を変える、 なんて出来るわけはないと 知りながら 「才能ないからもう 辞めてしまったんだよ ギターはそう、 売りに出してしまってさ もう戻れないけどあの日々は 大切なんだ それじゃあこれから バイトに行くから…」 もういいかい?もう無理か?音楽は 1人でも鳴らしてくよ この未来で僕はいつか 君と眺めたい景色がある! 順番待ちはもういない 最初から君の番だよ 聴かせて! 今も手が震えてるのは ベースが体を揺らすから 狂い出す生活リズムも ビートにした上掻き鳴らせ 生きていく理由重ねたら コードになって歪ませた 君が歌を歌うなら それは完全無欠のロックになる 冷笑は今日も続いて 頭おかしいと言われたよ ありがとう ありがとう 心から傷がついたよ ありがとう ありがとう 全部壊してやるから 尖った言葉のカケラに 汚れた手でどうか触れないで 馬鹿にされたままの僕らは 馬鹿にされたまま歌にしよう つまない大人の言葉に 君だけは耳を貸さないで ロックバンドで世界を変える なんてできるわけはないと 知りながら それでも誰かの口から僕らの名前が 聞こえたら 少しだけ世界を変えたと 胸を張って生きていける 気がするんだよ!