あの日からかった 夢のネバーランド 色鮮やかな ワンダーランド 手を引かれそっと 扉を潜った 夢を見るより 帰りたかった パレードに興味はない アトラクションの列に 並ぶ小さな手を引いて ようやく順番が来た頃にはもう ボロボロだったんだ それなのに まだ笑わせてたいな パンドラの箱を開けてゆくの 何度だって君を抱え歩く 災いのあとは全部あげる 開けよう 老いてゆく二人の手で パンドラ 膝をつく 失敗を繰り返す パンドラ 杖をつく 後悔を振り返る パンドラ 底をつく 絶望が枯れ果てる頃 最後には笑うしかない 産まれてきた朝のこと わがままが叶ったこと 永遠を誓い合ったこと 愛してた全部を 詰め込んで 蓋をして さよならが近づく また思い出す その手に持っていたものばかり なぜ 気付いたのに ああ 早く終われと願う 時よ止まれと願う 懸命に 運命に あらがう君に どうか幸あれ パンドラの箱を開けてゆくの 何度だって君にもたれ歩く 災いのあとは全部あげる 開けよう 老いてゆく二人の手で パンドラ 膝をつく 失敗を繰り返す パンドラ 杖をつく 後悔を振り返る パンドラ 底をつく 絶望が枯れ果てる頃 最後には笑うしかない それならば希望と呼べ