夕暮れ近くにある商店街 ママから頼まれた買い物をして 小さな本屋で立ち読みしてたら あなたが歩いてきた あれから何年が経ったのだろう 普段着なんだか恥ずかしくなった ずっと片想いで終わった人 ちゃんと着替えればよかった 髪が短い今に そんなに驚くなんて 少しくらいは覚えていてくれた 付き合っている人はいるのかな 一瞬心の中で思った 聞きたくてもまさか 聞けるわけもない そうお互い何をしてるのか 同級生はどうしているか 当たり障りのない話をした 二人はスマホを手にはしたけれど LINEを教えあうこともないまま やがて昔話も尽きた頃 時はまた動き出した 地元でばったり会う 偶然は奇跡じゃない 考えてみればよくあることだよね 付き合っている人はいるのかな ただの好奇心のふりをした 彼女はいないよって 言われたところで どんなリアクションをすればいい 先の展開がわからなくて ぎこちなくじゃあねと背中向けた 再開しても懐かしむだけ もうあの頃に戻せやしないんだ 付き合っている人はいるのかな 一瞬心の中で思った 聞きたくてもまさか 聞けるわけもない そうお互い何をしてるのか 同級生はどうしているか 当たり障りのない話をした