何となくでいいそう 午前4時、日曜日になる レンタカーで海まで 何かの弔い 映画館で泣いてた サラリーマンのおじさん それ見て泣いちゃう僕ら あ〜めんどくさ もう夏っぽい肌と ボロボロの converse ボーイッシュに束ねてる 黒い毛が揺れた “ Le lever du soleil” 君は呟いた 海よりもっと僕らは 無口 誰かの悪い噂とか流行りの歌とか そんなの とおくとおく聴こえない国で僕ら ひとりきり 寄せては返す物語に弾かれて ゆらりゆらり漂うだけだ 1人 恋愛感情って何味? 割れた貝殻と痩せた木の枝集めて いびつなハート だって今もこんなに 君は可愛くてさ でも女の子2人じゃ ボートも漕げないや… 僕はまたクスリ 遠くではしゃいでる君の 脈路のないダンスを見てた 眠れない病気とか 強くない心臓とか 交換しようよいつでも 1人 「この朝が明ける頃、 僕は街を出るよ」 そんなの とおくとおく聞こえない場所で 君は踊り続けてた あの日の物語にくちづけを ゆらりゆらり漂うだけだ 今もひとりで レイトショーで観た映画は ほんとつまんなくてさ タイトルも思い出せないんだ