凍るようなスリラー 読み終わらないうちに ドアをひらいて 枕もと 遠く 聞こえてくる靴音 あなたのリズム 鍵をさすその指が ためらうの うしろぐらい証拠ね ここは都会のバビロン・ホテル ルーム・ナンバー 99 そっとKissして 『ラジオをつけながら』 そっと抜きとる 『テレフォンライン』 Um... わたしは何でも知ってるの 瞳の暗号 あなたがしたことは全部 忍び足で歩く シーツをまといながら 息をひそめて シャワー・ルームの湯気に 映るあなたの影 ねらいをきめる 言い訳は許さない 謝れば あなた生きて行けない ここは最果てバビロン・ホテル 出口のない非常階段 そっと背中に 『灯りを暗くして」 手を回して 『デンジャラス・ゾーン』 Um... 流れるしずくが汗になる バベルの天国 あなたを連れてって あげる 右肩を壁際へ隠すのも うしろぐらい証拠ね ここは都会のバビロン・ホテル ルーム・ナンバー 99 そっとKissして 『ラジオをつけたまま』 そっと抜きとる 『COLT・Pocket』 Um... 私は何でも知ってるの 裸のピストル あなたの嘘めがけ 撃つわ そっとKissして そっと抜きとる そっとKissして そっと抜きとる